中伊豆の温泉地

中伊豆

伊豆長岡温泉

緑が多く、のどかな温泉情緒のある温泉。この温泉はかつて古奈温泉と長岡温泉とに分かれていたのを1つにしたもので、とくに古奈温泉は「吾妻鏡」にも小名温泉として登場する、歴史のある温泉である。近くではイチゴ狩り・ミカン狩りが楽しめ、展望の良い葛城山などがある。

 

大仁温泉

大仁駅付近を中心に数軒の温泉宿が点在する、伊豆の穴場的存在。近くには花や鳥とフラの楽園「IZU・WORLD みんなのHawaiians」がある。

 

修善寺温泉

伊豆最古の温泉と言われる温泉郷で、桂川の渓谷ぞいに旅館が立ち並んでいる。三方を山で囲まれ、この温泉のシンボルとなっている独鈷(とっこ)の湯や、「修禅寺物語」に描かれた古刹修禅寺などがあり、賑やかながら落ち着いた情緒を持つ街でもある。◎独鈷の湯 弘法大師が桂川で病父を洗う少年を見て心うたれ、手に持ったトッコ(仏具)で川の岩を砕き霊湯を湧出させ、父子に温泉療法を伝授したと伝えられている。桂川の川底から湧く湯は、現在も修善寺温泉のシンボルとして風情豊かなムードいっぱい。四季を通じて美しい自然の彩りをひろげ、観光客で賑わっている。

 

湯ヶ島温泉

狩野川渓谷沿いの静かな温泉。川端康成は19才のときに初めてこの地を訪れ、豊かな風光や暖かい人情にふれ、名作「伊豆の踊子」を生んだ。彼はその後も湯ケ島に滞在し、ときには一年の大半を過ごしたことも。また、中河与一、尾崎士郎、宇野千代、梶井基次郎など多くの文人が訪れているほか、井上靖の故郷でもある。狩野川に沿った3.5kmの天城遊歩道や、浄蓮ノ滝から旧天城トンネルを越える踊子歩道(6時間15分)が整備されており、踊子歩道の途中、昭和の森には「伊豆近代文学博物館」がある。

大滝・七滝温泉

玄武岩の変化に富んだ河津川上流の渓谷沿いに佇む静かな伊豆の秘湯。名の通り7つの滝が四季折々の景観を楽しめます。渓流釣りや天城のハイキングの拠点としても◎。夏は涼しく、秋冬は紅葉や温泉、猪鍋などで温まることができ、1年を通して多くの方が訪れます。

 

湯ヶ野温泉

天城の山のふところ河津川渓谷の河畔にひっそりと湧くひなびた温泉で、川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台となったところとして知られ、文学碑も建てられている。また、ここは踊り子ハイキングコース(約16km)の終点で、「伊豆の踊子」の文中で「小川のほとりにある共同湯の横の橋を渡った。橋の向うは温泉宿の庭だった」と紹介されているのが旅館「福田家」。大正7年に川端康成が泊った部屋も当時のまま残っており、庭には踊子像が建っている。

 

伊豆 高級旅館 おすすめ ランキング

関連ページ

東伊豆の温泉地
東伊豆の温泉地一覧
南伊豆の温泉地
南伊豆の温泉地一覧
西伊豆の温泉地
西伊豆の温泉地一覧